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Channel: 天然酵母パンの店 パパゲーナ
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九州へ行ってきました☆ 報告その3

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***9日目(24日)***
宮崎県の有機農業の町、綾町へ


霧島からの移動の途中、霧島道の駅から見た桜島
(お天気が悪くうっすらとしか見えませんが、山の向こうに海が、海の向こうに桜島が見えます)

ちょうど『綾工芸まつり』というイベントがあったので、行ってみる。
綾町在住の工芸家さんが一堂に会していての一大イベント。
質の良いものはたくさんあったけど、今は必要ないので見るだけにさせてもらう。
屋台が出ていたので、地元のイタリア料理店の手打ちパスタを食べる。美味しかった!

お夕飯用にお弁当屋さんママチャイルさんのお弁当を買うために綾城へ。
ぎりぎりセーフで間に合った! 
とても素敵なお二人でされている玄米菜食のお弁当屋さん。
関東から避難されているママさんが最近始めたそうです。
震災事故に負けず、すべてをとても前向きに捉えられていて魅力的な方でした。
翌日のフェスティバルにも出店予定なので、またお会いしましょう!といって別れた。

ママチャイルさんに教えて頂いて、炭素循環農法を実践していらっしゃる農家さんのところへ。アポなしで行ってみることにした。
そこは、山道を7,8分くらい登って、パッと開けたところにあった。見通しもいいけど、風当たりも強い。お父様時代の開拓地だそうだ。
3代目の若夫婦とお会いする事が出来た。
突然の訪問にも関わらず快く見学させて頂けた。(感謝!)
お母様ともお話出来て、開拓時代の困難さをお聞きする。
畑は豊かに実り、キャベツや白菜やショウガ、大根などはほんとに立派だった。
一つの可能性だなと思う。
大きな白菜と赤大根をお土産に頂いてしまい、連絡先なども教えて頂き、本当に恐縮するくらい良くして頂いた。
私はなにも差し上げるものがなかったので、霧島倶楽部のマルシェで購入したクッキーを置いてきた。
綾川荘へ宿泊。(素泊まり5千円ちょっと)


***10日目(25日)***
宮崎市内のオーガニックフェスティバルへ
これだけは最初から行きたいと思っていたイベントだった。
初の試みだということだったけれど、出店者数も多く、お客さんもたくさん来ていて大盛況という感じだった。
またお夕飯用にと思っていたママチャイルさんのお弁当はなんと早々に売り切れてしまっていました(残念!!)
ほとんどが宮崎市内や隣町、綾町の生産者さんだった。
これだけオーガニックな生産者さんが揃う宮崎すごいぞー。そしてみんな若かった。たのもしい限りだ。
ぜーんぶ魅力的でしたが、気になるものを少しずつ購入し、音楽を聞き、ダンスを見て、お話をして、、、。あっというまに数時間。
ここで郡山から避難してきたご家族に出会う。
パパゲーナをご存知だった!うれしい!そしてFBで繋がる仲間が増えた。
お二家族共に出店者だ。みんな懸命に生きている。

翌早朝のフライトに備えて市内のビジネスポテルへ宿泊。

***11日目(26日)***
一路篠山へ

今回の旅では、原発事故によって避難移住をされた多くの方々にお会いする事が出来た。
みなさんが避難区域外の方でしたが、すでに何らかの仕事をされていて、確実により自然な、より地球環境や生き物にやさしい暮らしをされていました。
なんの保証もない中、誰に頼るでもなく『命』を最優先し、新たな土地で軽やかにたくましく人生を切り開いていく力強さを感じた。
みんな一気にジャーンプってわけにはいかないけど、一歩一歩自分の道を確実に生きていた。
私も仲間に入れるようにがんばるぞ〜。
 

野菜とひよこ豆のカレーと紅芯大根のお漬け物☆

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 めっきり食欲が落ちた父に『なにが食べたい?』って聞いたらカレーと返って来た。
『よし!』とたくさんの野菜と、茹でて小分けにして冷凍にしておいたひよこ豆でカレーを作りました。
紅芯大根の浅漬けを添えて。
手持ちのスパイスと玉ねぎとトマト水煮がベースです。
体が暖まるように辛みを抑えて、おろしショウガをたっぷりと入れて。

体力と食欲が落ちた高齢者にはカレーとか丼物とかお寿司といったものが食べ易いみたいですね。
今度はシチューにしてみよう。

カレーには関係ありませんが、いよいよ選挙戦が始まります。
今回の選挙ほどドキドキしたことは今までにありません。
住民票は福島にあるので、篠山市を通じて投票出来るように手続きをしました。
それぞれの場所で参加出来る選挙です。

瀬戸内寂聴さんからのメッセージをご紹介します。

すべての『命』を守るために一票を生かしましょう。
あなたはどんな未来を望みますか?
私は、即刻原発のない未来を望みます!
そして弱者を切り捨てる社会ではなく助け合える社会を望みます。










シュトーレンの試作第2弾。

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全粒粉100%のシュトーレン。
バターの代わりに菜種油を使用しています。
卵と素焚糖を少し入れています。

我ながら美味しく出来た〜。
全粒粉のおかげで菜種油に変えてもまったく支障無いどころかかえって美味しい。
歯ごたえはあるのにしっとりしてあっさりとやさしい甘み。
もうちょっといろいろ試作してみてとびきりのレシピを作ろう!

地元の農家さんが無農薬で作っている小麦を分けてもらっています。
この小麦ならではです。
いろいろな出会いに感謝☆

生徒のみなさーん、来週をお楽しみに!

初めての太巻き☆

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今日は、お昼に姪や甥たちが来るので太巻きを作った。
先日仕込んだショウガの酢漬けを添えて。

ほうれん草は茹でて醤油洗いをし、
人参は塩蒸し煮にし、
震災後初めて買った椎茸は醤油とみりんで煮付け、
卵焼きは精神統一して作った。

最後の一本は姪っ子が一人で作った。具が少なくてかわいらしい!(左奥上)

酢めしの味付けがちょっと薄かったのが反省。。。
ゆったりとお料理に集中する時間がとてもリラックス出来る。
それを食べてくれる人がいてくれるからこそだ。
私は、『しあわせ』についてよく考える。
こうして地元の食材でお料理することが出来て、
それを美味しいといって食べてくれる家族が側にいて、
姪や甥はかわいくて、両親はなんとか元気でいてくれる。
私はこれで充分過ぎるくらいにしあわせです。

同時にこのように些細なことさえも奪われてしまった人たちを想います。
外を駆け回る子供たちを見ては福島を想います。
木の実や草の実を採って喜んでいる子供たちを見ては福島を想います。

福島のみんなー。
冬休みに向けてこんな取り組みもありますよー。
ほよ〜ん相談会

こんなに素敵な取り組みも!
やまとのだいち

関西への移住や避難を検討されている方、情報交換しましょー。
kokopanpapa☆ybb.ne.jp (☆を@にかえてください。)













豆乳ヨーグルトと乳酸菌。

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一ヶ月ほど前からお米のとぎ汁から乳酸菌を培養し、その培養液から豆乳ヨーグルトを作って常食しています。
冷蔵庫の中でのパン酵母との共存がちょっと心配だけど、おそらく大丈夫。いま実験中です。

乳酸菌についてはこちらに詳しく載っています。ぜひご覧になってみて下さい。

なんでも、免疫力を高めるマクロファージを増やしたり、活性化させたりするのだそうです。
このマクロファージはがん細胞も食べてくれるのだとか。

乳酸菌飲料だとちょっと飲み難いのですが、豆乳ヨーグルトにするととっても美味しく頂けます。
我が家ではそれに手作り酵素ジュースを入れて一日100ccほど食しています。



作り方はとても簡単です。
ペットボトルにお米のとぎ汁とその1%の塩と3%の黒砂糖を入れて温かいところに置いておきます。(直射日光が当らないところ)
よくみると小さい泡が立ち始め、すぐに発酵が始まる事がわかります。
状態が良いと5日くらいでシュワシュワに発酵した乳酸菌飲料が出来上がります。

豆乳ヨーグルトは豆乳に一割くらいの乳酸菌飲料と黒砂糖やはちみつなどの甘味料と塩少々を加えて、やはり温かい所に半日から丸1日間放置しておくだけで簡単に出来てしまいます。濃厚な豆乳で作ると固まりますし、薄い豆乳で作ると飲むヨーグルト状になります。

これを普及させている飯山先生によると、
動物性である牛乳などから作られる乳酸菌飲料などは胃酸でやられてしまって腸まで届かないけれど、
植物性で出来たものはちゃんと腸まで届いて働いてくれるのだそうです。
そしてこれはお肌にもいいそうですよ〜。
お米のとぎ汁乳酸菌をそのまま付けてもいいし、
豆乳ヨーグルトの分離した水分でも(こっちの方がより良い)良いんですって!
今朝早速トライしてみる。しっとりしていい感じです☆
しばらく試してみます。
詳しくは、きのこ著『発酵マニアの天然工房』に載っています。

そう言われてみると、私の大好きな野菜と塩だけで作るお漬け物などは乳酸菌たっぷりの健康食だということに気づきます。
たくあんや白菜のお漬け物に柿の皮を入れるのも、柿の発酵し易い性質を利用したものであることがわかるし、
赤大根や紅芯大根など赤い野菜をお漬けものにすると3日くらいで色が変化してきて酸っぱくなり、PHが酸性になってきているのがわかります。
これみーんな乳酸菌や酵母菌の働きによるものです。
もろろん糠漬けなんて最高の発酵食品ですね。(わたしは出来ていませんが、、、)

これらみーんな経済的で簡単で健康的で伝統的です。
そして大自然からの恵みです。
すべての出会いと恵みに感謝!感謝!です。










豆乳ヨーグルトのおかげ?

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最近立て続けにやけどとケガとねんざをしました。
やけどは足首に熱湯をかけてしまい、靴下を履いていたのでなおさらひどく皮がむけてしまったところもあり、範囲も広く、結構なやけどでした。
膝の擦り傷は、高校の時にひどいねんざで痛めた右足首が弱っていて、ここ数年は一年に何度もひねってしまっていたのですが、
またやってしまい、今回はたまたまコケたところが石だったので、やはり派手な内出血とキズが出来てしまいました。

やけどはパン屋で慣れていたのでワセリンとラップで直しました。
膝のキズは絆創膏を貼っただけで、ねんざは放置。

やけどは2週間で完治。
膝のキズは1日でほとんど治ってしまいました。
ねんざはまだちょっとですが、、、。

今回、どれもとても早い回復にびっくりしています。
免疫力を上げると言われている乳酸菌たっぷりの豆乳ヨーグルトのおかげかなと思っています。
常食してから3週間。今後の体の変化も楽しみです。

豆乳ヨーグルトの化粧水も調子がいいです。
米とぎ汁乳酸菌に豆乳ヨーグルトの分離した水分と柚子の種を入れて使っています。
乾燥するこれからの季節、これだけで乗り切れるか楽しみです。
まだまだ実験中です。


できた!粉石鹸☆

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9月に作りかけだった廃油石鹸を粉石けんにしました。

廃油の汚れが取れる塩析という方法で作ろうと思い、最初に固形石鹸を作って、その後一度石鹸を溶かして塩水で洗い再び固めるということらしいのですが、そして塩析処理をしてみると。。。もろもろの石鹸が出来てしまいました。。。
塩析処理をすることを前提に苛性ソーダの量を普通の石鹸よりも多く配合してあるのでそのままでは使えず、塩析処理後に粉石けんか液体石鹸にするしか方法がなく、それには炭酸塩というものが必要と書いてある。。。
炭酸塩がなかなか手に入らず、のびのびになってしまっていました。

洗濯石けんも底をつき、炭酸塩なしでやってみることに。
いろいろ考え、泡立器をつかって撹拌したらとーっても簡単に出来てしまいました!
どこからみても粉石けんです。ちょっと融け難いのでお湯で溶いてから使わなければなりませんが、なんとか出来ました。
台所石鹸もこれでOKです。汚れ落ちもとてもいいです。
廃油の匂いもまったくありません。

まだ塩析処理をしなくてはならない石鹸がありますが、全部合わせると1年分は充分にありそうです。
かかった費用は、廃油は頂けたのでゼロ円、苛性ソーダが500円くらい。塩が100円くらい。
あとは水道光熱費が少し。それだけです。

生活に必要なものを手作りするということ。大事にしていきたいです。






東電への請求書の注意点(重要です!)

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東京電力から新たな自主的避難等に関する請求書を受領した皆さまへ

複数の弁護士団からのアドバイスがあります。
とても重要と思われますので、取り急ぎお知らせいたします。
今回の損害額は、本当に過小評価されたもので、到底納得できるものではありません。

<以下要点を転記したものです。>

それにも関わらず、今回の請求書には、これまでの自主的避難等に関する請求書とは異なり、

「自主的避難等に係る賠償について、代表者は本請求書の内容をもって合意することを了承し」

との文言が含まれています。
この文言は、解釈によっては、請求書に記載された損害額を超える損害について、東京電力に対して請求する権利を放棄するとの意思表示と受け取られかねないものです。原発事故の加害者である東京電力が、このようなあいまいな文言を、小さな字で、かつ何の説明もなく追加したことは、重大な問題であると考えています。
請求書を提出する皆さまに、請求書の提出にあたって、以下の対応を行うことを強くお薦めします。

(1)請求書オモテ面の冒頭の2つめの黒丸(●)に記載されている「自主的避難等に係る賠償について、代表者は本請求書の内容をもって合意することを了 承し、」との部分を、二重線で削除し、その上に代表者の方が押印します。

(2)こちらの一部請求通知書に、現住所・代表者氏名を記入し、押印します。

(3)請求書と一部請求通知書のコピーを取って、手元で保管します。

(4)請求書に、一部請求通知書を同封して、東京電力に送付します。


以上 SAFLAN より



東電への請求書の注意点(重要です!)既に提出された方用にHPが更新されました。

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詳しくは 前回ブログ よりお願いいたします。

【すでに請求書を提出された方用】

(1)こちらの一部請求通知書(すでに請求書を提出された方用)に、現住所・代表者氏名を記入し、押印します。

(2)一部請求通知書のコピーを取って、手元で保管します。

(3)一部請求通知書を東京電力に送付します。念のため、配達状況が確認できる特定記録郵便又は簡易書留での送付をお薦めします。

以上 SAFLAN より

あけましておめでとうございます☆

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<自宅近くからの初日の出>

明けましておめでとうございます。
橋本家は、全員元気に丹波篠山で清々しい元旦の日を迎えることが出来ました。
まもなく妹達家族も来る予定です。
こんなに気持ちの良いあたたかなお正月を家族で迎えられた事に感謝です。

また、昨年は多くの方たちと出会い繋がっていく中で、みなさんの優しく力強くあたたかい想いに触れ、行動に励まされました。
そして、多くの仲間たちのたゆまぬ努力には本当に頭が下がるおもいです。

今年は私も『答えを生きる』ことを意識した生き方をしていきたいと思っています。
皆さんにとっても良き一年でありますように!






編み物の日☆

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最近、パソコンに向かうことが多くて疲れるので編み物をしている。
あるイベントで見つけて、いつか作ろうと思っていたリストフォーマー。
親指が出るようになっているので、なにかと重宝です。

人にあげるほど上手じゃないので、まずは自分のものを作ってみた。


以前、くず繭を重曹で煮て太い糸状にしてあったものがあったのでそれと、むかーしむかしの毛糸をミックスさせて編んだもの。
お花は姪っ子が喜ぶので付けてみた。
これを見て、案の定姪っ子が『私のも!』ということで、


姪っ子のピンクと白のものが完成☆ 今は、甥っ子のものを作成中です。

やっぱり何かを作るの好きだなぁ。
しかも、この毛糸達は一番古いもので、30年以上前の母のもの。
一番新しいので、5、6年前のもの。
中途半端に残っていて捨てられず取っておいたものなので、
それが形になって嬉しいです☆

牡蠣のパスタ☆

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父は、しばらく前から殆ど寝たきりなのですが、3日位前からは母が寝たきりになっている。
頭位性めまいといって女子サッカーの澤さんも罹ったという治療が困難な持病を持っており、
何かの拍子で突然おこる。
一度こうなると数週間から数ヶ月めまいが続いてしまう。
命に別状はないけれど、頭を少しでも動かすとめまいがするので、ほとんど寝たきりになってしまう。
当然食べる量も半分以下になり、食欲もほとんどなくなる。
一回作ったおかずは食べきれずに3食続けて食べる感じになって、作る意欲もなくなってくる。
これではいかんと久しぶりに大好きなパスタを作った。


<牡蠣とネギのパスタ>

牡蠣とネギとオリーブオイルの相性って抜群ですね。

牡蠣は、数年前に水分が飛ぶまでから煎りして調理することを覚えてからは、料理の幅がぐんと広がった。
そのままオリープオイルや香辛料に漬け込んでおけば一週間は美味しく食べられるから、食べきれない分はこうして保存出来る。
パスタにはそのまま絡めればいいし、パンや香味野菜などとの相性もとてもいい。

今が一番美味しい牡蠣なので、しばらくは楽しめます。

でもちょっと放射能気になりますね。
瀬戸内海の牡蠣ってどうなんでしょうか。
ちょっと調べた限りでは大丈夫らしいのですが。。。


ピースパレード行ってきました☆

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先日、大阪で行なわれた瓦礫焼却反対運動のピースパレードに参加してきました。
とても風が強く寒い日でしたが、心温かくなるような素敵なパレードでした。
企画してくださったのは、大阪近郊の若い男性です。

否定的なメッセージではなくて、『愛あるメッセージを!』ということで、
デモという感じではなく、お子さんをお連れのお母さん、お父さんも多く参加されていて、
知らない人たちとも微笑みあえるような感じで、音楽ありのとても明るいパレードでした。

パレードの最後に集めた署名もみなさん快くしてくださいました。
病み上がりでちょっと不安だったけど参加出来て良かった。

高浜町も敦賀も瓦礫広域処理の中止を決定しました。
大阪市も中止になることを祈ります。

下記にとても大切なことをみなさんにも知ってもらいたいと思いリンクを貼りました。
一般の新聞やテレビでは取り上げられない事実がたくさんあります。
下地先生のような方がいて下さる事はとても心強く有難いです。
今後も起訴されることなく、お元気で活動を続けられる事を願うばかりです。

大阪瓦礫焼却反対運動で、不当逮捕されていた、阪南大学経済学部准教授 下地先生からの報告です。
下地先生のメッセージ

パンペイザン☆

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今週の通信パン教室のパンペイザン焼き上がりました!
家中がとっても良い香りです。
昨晩捏ねて、朝4時に分割でした。最近気温が高いのでパンを焼く日はゆっくり寝ていられません。
発送の都合で失敗が出来ないので、夜寝ている時も緊張します。


ライ麦と小麦の全粒粉が3割弱入った『農夫のパン』という意味のパンです。
ライ麦、小麦と塩と酵母だけで作られた素朴なパン。
こんなにシンプルな材料なのに、この複雑で甘く香ばしい香り!
発酵ってすごいな、小麦ってすごいな、パンの文化ってすごいなとあらためて感じます。

ある生徒さんが、お米でいうと『ちまき』と『ビーフン』の違いに例えて小麦やパン作りの幅の広さに対する想いを伝えてくれました。
同じ材料なのに、作り方が違うだけでまったく別のものが出来る穀物の応用力や可能性って本当にすごいと思います。
そこが私がパン作りを続けている一番の魅力なのかもしれません。

そういえば、福島時代に『こなこなクラグ』というサークル活動をしていたことを思い出しました。
有志10人前後で月に一回集まって、粉ものを使ったお料理を作り食べる会。
楽しかったな〜。何年続いたのかな?5年くらい続けていたと思います。
餃子やマカロン、うどん、パイ、そば打ちまで、もう思い出しきれないほどたくさんのお料理を作って食べました。
仲間たちとの交流もとても楽しかった。
懐かしいです。
みんな元気かなぁ。


麹完成☆

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久しぶりに麹を作りました☆
といっても3回目です^^:

いつも自分の家で三分づきくらいに精米して食べているお米で仕込んだら、
蒸かしてもなかなか柔らかくならず心配しましたが、
なんとかきれいに花が咲きました。

明日はこれでお味噌を仕込みます。
3kgのお米から4kgの麹が出来ました。
この量を仕込んだのは初めてだったので、温度管理にとても気を使いました。
ちょっと油断すると発酵熱で40℃になってしまい、後半は、どうやって熱を逃がし、湿度を保つかということに気をつけました。
前半は、電気毛布を使い、後半はプラスチックで作った手作りホイロを利用しました。
ふかふかで温かくて甘い香りのする麹作りはとても気持ちがいいです。
要領がわかったので、次からはもっと上手に出来そうです☆

これで、2世帯7人分の一年間の味噌は足りるかなぁ、ちょっと足りないくらいかなぁ。
やっぱりもう一回くらい作ろ!




3月11日

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日付が変わりました。
3月11日。
空気が澄んでいて星がきれいな夜です。
思えば、生活スタイルが変わって早朝や夜遅くに外に出る機会が極端に少なくなったのと、
土地の気候の影響か関西に来てから空一面の星を見るのは初めてです。
福島の空を思い出します。

福島の冬は朝晩空気が澄んでいて星がきれいに見えます。
パン屋時代は、早朝、毎日星を見ながら自転車で20分の道を通っていました。
寒かったけど、その凛とした寒さが心地よかった。
目覚ましがわりに丁度良かったのです。


あまりにも多くの方の命の灯火が消えた日。
そして、悪夢のような原発事故から丸2年。
気持ちばかりが焦り、なにも出来なかった2年間。
無力感ばかりがつのった2年間だった。
今までの緊急避難的だった生活やおもいを脱し、思いついたことを一つ一つ実現していく3年目としたい。
もう、その一歩は踏み出している。
大きなことや大それたことでなくても良いと思う。
身の丈にあったことをしていこう。
私らしく生きていこう。
仲間もたくさんいる。
ありがとう。みんな!

通信パン教室の一期生卒業☆

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去年の4月から始まった通信パン教室の一期生が今月で卒業になります。
最後の「全粒粉カンパーニュ」を発送しました。
ベストな焼き上がりです☆ 良かった!
失敗が許されないので、発送のパン作りはいつもとても緊張します。
パン屋の時よりも緊張するのです。

どれだけの方が一年間通して続けられるんだろう?と、
半信半疑で始めた教室でしたが、10人中9人の方が卒業生となることが出来ました。

一応、先生と生徒という関係でしたが、いろいろな意味で教えられたのは私の方だったなと感じています。
みなさんの一生懸命で謙虚で前向きな姿勢は、私にとって学びであり支えにも励みにもなり本当に助けてもらいました。

今日は、一期生の最終便を発送し、卒業にあたっての書類を作ったり、いままでのメールを整理したりという一日でした。
パパゲーナのお客様でもあり生徒さんだった一期生の卒業はとても寂しいなと感じます。
伝えきれなかったことも多くありますが、これから自立していくことにより自由で自分らしく楽しいパン作りをしていってもらいたいなと思います。

この春は、特に宣伝もしないのに教室への問い合わせが相次ぎ4月からはまた3名の生徒さんがご入会されます。
そして10月からの2期生は半年が経ち、徐々にパン作りに慣れてきて良いパンを焼けるようになってきました。
2、3期生は、このブログをご覧になりご入会された方々で殆どの方が顔を合わせたことがありません。
これもまたすごいことだなと思います。

これからもご期待に添えるように気持ちもあらたにがんばります!












まったりした午後☆

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今日は、通信パン教室用のパンを発送して午後から友達と鍔市ダムに出かけてきました。
以前から行ってみたかったところ。
きれいな水が汲めます。
平日の昼間とあってか人影はまだら。
貸し切り状態で自然を満喫してきました。

家にいると何かとすることがあり、ゆっくりまったりすることはないのですが、
携帯の電波の届かないところで鳥の声を聞きながらごはんを食べて、
散歩して、お話して、と日常ではない特別の時間を過ごす事が出来ました。


自生しているのかクレソンがちらほら


ピンクの花がかわいいクリンソウも


散策中

幸せな時間を過ごす事が出来ました。
感謝!!

梅仕事

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今年は、たくさんの梅仕事をしました。
合計で25kgの梅干しを仕込み、酵素ジュースや梅ジャムを作り、梅味噌を楽しんでいます。
殆どが頂いたものか採ってきたもので有難いがぎりです。

梅干しの量がすごくて、大小の漬け物樽がいくつも並んでいます。
今年は春先に味噌も3種類とたくさん仕込んだので、狭い部屋の中に樽や瓶が9個並んでいます。
この夏から糠漬けも初の常温保存にトライしていますので、それも合わせるとなんと10個も!!

近日中に赤しそを入手して土用干しに備えます。
このピカピカのお天気が土用の前後にも恵まれることを祈って☆



保養ステイ終わりました!

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スタッフとして関わらせて頂いた4泊5日の『ささやま里ぐらしステイ』が終わりました。
この企画は、福島の子供たち、お母さんたちに放射能の心配から少しでも解放されてリフレッシュして頂こうという趣旨のものです。
地元のNPO法人風和さんが企画されていて今回は3回目のステイです。

昨年の反省からいろいろな改善をして準備万端!?でお迎えしました。
その甲斐があって充実した5日間になりました。

子供たちの元気な笑顔と、参加者の方に『また来たい!』と言って頂けたことがなによりもうれしかったです。

この夏一番の蒸し暑さの中、みなさんとっても元気に過ごされてたくさんのパワーを頂きました。

多くの方々の支援でなりたっている保養ステイです。
全国でこのような取り組みが行なわれています。
これからも放射能問題が忘れられることなく、
このような活動が全国で続けられるますように願っています。


最終日前日の花火大会


ある日の朝食


それぞれのおもい


また会おうね!








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